骨盤の歪みの原因⑤
出産
女性に限ったことでいえば、妊娠・出産で骨盤は最大に開きます。
赤ちゃんが大きくなるにつれ、骨盤は内側から広がっていき出産直前には
お腹に胎児と羊水とを合わせて5キロもの大きさを確保するスペースが必要な為
左右にどんどん広がっていきます。
そして、出産時には産道の直径が10センチも必要になる為、産道確保する為に
骨盤の前にある恥骨部分が離れ、お尻の後ろにある仙骨が後ろに上がり
骨盤の下にある坐骨が左右に大きく広がります。
このような事が出産では起きているのですから、骨盤そのもの以外にも周辺の筋肉も
ダメージは相当なものです。ですから産後1ヶ月は安静が必要なんですね。
無理をすると、骨盤臓器脱(子宮脱)などになることもあります。
見た目にはわかりませんが、交通事故に遭ったのと同じくらいのダメージです。
それから、出産後は女性ホルモン(リラキシン)の影響で骨盤周辺の靱帯がとても
緩みやすくなっています。緩みやすいというのは、締めるのも締めやすい時期です。
この時期に骨盤矯正で産前よりもヒップが小さくなる大チャンスです。
ぜひ産後1ヶ月~6ヶ月までは頑張って骨盤を締めていきましょう!
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